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【令和5年度インフルエンザ予防接種について】 2023.10.20 |
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令和5年10月1日からインフルエンザ予防接種を開始いたします。
(日立市助成期間:令和5年10月1日〜令和6年1月31日)
予防接種希望の方は、お電話にてご予約をお願い致します。
(R5年9月25日から予約を開始いたします)
当院の予防接種金額は4,300円(1回あたり)です。
日立市在住の方は下記助成があります。
対象者 |
接種・助成回数 |
助成額 |
接種金額 |
65歳以上(※1) |
1回 |
3,000円
(1回あたり) |
1,300円
(1回あたり) |
妊娠している方(※2) |
1回 |
生後6ヶ月以上13歳未満 |
2回 |
13歳以上19歳未満 |
1回 |
19歳以上65歳未満 |
1回 |
1,000円 |
3,300円
(1回あたり) |
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※1 60歳以上65歳未満で医師が基準に該当すると認めた方も含みます。
※2 事前に、接種について主治医に確認をして下さい。
※2 接種当日は身分証明できるもの、母子手帳の表紙のコピーを持参してください。
生活保護受給者の方は、事前に申し込みが必要です(申込期限:令和5年12月15日まで)
保健センター、社会福祉課、市民課、各支所の窓口にある申請書を記入のうえ、提出してください。 |
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【新型コロナウイルス(メッセンジャーRNA)ワクチンと小児の接種について】2022.1.28 |
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(1)メッセンジャーRNAワクチンとは?
新型コロナウイルスのワクチンはウイルスの核酸(RNA)からウイルス表面にあるスパイク蛋白質を生産する部分を切り出してRNAの4種の塩基配列A(アデニン)、G(グアニン)、C(チミン)、U(ウラシル)のうちUのところをN 1-メチルシュードウリジンという化学合成した物質に置き換えて簡単に壊れない様に安定化させてこれを脂質膜で包んだ脂質ナノ粒子、つまり油の膜で包んだウイルスのスパイクタンパク質を作るための設計図(メッセンジャーRNA=遺伝情報)といえる。
ワクチンを接種する事でコロナウイルスが体内に侵入したと思わせて、免疫反応を惹起させてコロナウイルスに対する中和抗体を作らせる。
コロナウイルスのスパイクタンパク質が人間の細胞表面のACE2受容体に結合する事で感染が成立する。このスパイクタンパク質を中和する抗体がブロックして感染を防ぐのがワクチンの役割になる。
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(2)人間の免疫機構について(自然免疫と獲得免疫)
1)自然免疫:生まれた時から持っている機能
皮膚や粘膜(口腔、気道、消化管)に存在するマクロファージや樹状細胞が殺菌物質を放出し病原体の体内への侵入を防ぐとともに白血球(好中球,単球)よる病原体の排除を行う。
2)獲得免疫:感染やワクチンで生後に発達する機能
自然免疫機構を突破した病原菌に対して白血球の中の特にリンパ球(ヘルパーT細胞・B細胞)による抗体産生、キラーT細胞(ウイルスに感染した細胞自体を殺す)が主体となり病原体を排除。
ワクチン接種によってこの獲得免疫(ウイルスに対する抗体産生と細胞性免疫の誘導・感染の記憶)の機能が働きウイルスを排除する。
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(3)ウイルスに対して体内でできる抗体について
(ウイルスの種類によって出来やすい抗体に違いがある)
1)中和抗体(善玉抗体)
はしか・おたふくかぜなどでは感染後中和抗体が増えウイルスを排除
2)ADE(抗体依存性感染増強)を起こす悪玉抗体
新型コロナウイルスに近いSARSコロナウイルスではワクチン開発中に逆に感染を悪化させてしまう現象が起こり、ワクチン開発が頓挫してしまった経緯がある。現在の新型コロナウイルスのワクチンではADEは確認されていないが、今後ウイルスの変異が進んでワクチンの効果が薄れれば起こる可能性は否定できない。
3)ウイルスに対して全く働かない役なし抗体
エイズウイルスなどでは感染後抗体ができるが、できた抗体にはほとんどウイルスを排除する能力がないといわれる。(感染の慢性化)
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(4)メッセンジャーRNAワクチンがヒトの遺伝子に影響を与えることはないか?
通常ではヒトのDNA(遺伝子)はRNAに転写されその情報が翻訳されタンパク質が作られる。この流れは一方的でタンパク質からDNAが作られる事はない。つまりワクチンによってメッセンジャーRNAがヒトの細胞内に入ってもそこからDNA(ヒトの遺伝子)にウイルスの遺伝子が組み込まれる事はない。またワクチンのメッセンジャーRNAはスパイクタンパク質という特定のパーツをつくる情報に限られているため、ヒトの遺伝子制御に関わることはないと考えられる。(例外 レトロウイルスはRNAをDNAに変換する逆転写酵素をもっている)
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(5)ワクチンによって作られるスパイク蛋白質自体が「毒」ではないのか?
確かにスパイク蛋白質はヒトのACE受容体に結合することで、細胞自体が壊死したり血栓が作られたりすることは報告されている。しかしワクチンによって作られる蛋白はそのような事が起こるであろう1000分の1程度の濃度でしかない。しかもワクチン成分の多くがリンパ管に移行し、樹状細胞やリンパ球を活性化させて1-2日程度で消滅する。コロナに自然感染し大量のウイルスに暴露されればスパイク蛋白質は人体にとって「毒」となる。つまり高濃度のスパイク蛋白であればもちろん毒性は否定出来ないが、一般的な薬と同様に適量であれば安全に十分な免疫効果が得られると考えられる。
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(6)小児への新型コロナワクチン接種について
2022年3月から日本においても5歳〜11歳の小児に対するワクチン接種が開始される(もちろん今までと同様に任意接種=希望者のみの接種)受けるべきか否かは判断が分かれるところだが、上記と下記の内容を考慮した上で判断すべきと考える。
1)小児は大人に比べて生まれつき持った自然免疫が強い。つまり重症化しにくい。日本での10歳未満の児での新型コロナ感染による死亡例はまだ確認されていない。
2)母親がワクチン接種した場合、母乳中へのワクチン成分の移行は認めない。しかし乳汁中に新型コロナウイルスに対する分泌型IgA抗体が出現する。授乳により抗体成分が母親より乳児に移行する。
3)基本的にはコロナワクチンが遺伝子に影響することはないと考えられるが、長期的な事は現在では不確定。
4)スパイク蛋白質の毒性は100%否定されるものではないが、もちろん安全域を考慮してワクチンは作られている。
ファイザー製のワクチン12歳以上では1回0.3mlだが、5歳〜11歳では大人の1/3量の接種となっている。(小児製剤は希釈割合が成人用とは異なるため実際の接種量は0.2ml/回になる)
5)現在のコロナワクチンのオミクロン株に対するADE(抗体依存性感染増強)は確認されていない。3回目の接種でも十分な中和抗体が作られると報告させている。
6)ワクチン接種部位が上腕・三角筋への筋肉注射となるため、子どもが大暴れした場合など安全な接種が難しくなる。
7)免疫不全や血液・心臓・腎臓・肝臓・肺などに基礎疾患のある小児や染色体異常・高度肥満・糖尿病があるケースでは健常の小児に比べて感染リスクや重症化リスクが高くなると考えられる。このような小児こそ積極的な接種が望まれる。
8)コロナワクチンだけでなく,全てのワクチンで副反応のリスクがある。発熱や倦怠感などの軽微な副反応は問題にはならないが、アナフィラキシーや心筋炎など注意すべき点はある。
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参照書籍
宮坂昌之「新型コロナワクチンの真実」「新型コロナ7つの謎」
小林よしのり・井上正康「コロナとワクチンの全貌」
鳥集徹「新型コロナワクチン誰も言えなかった真実」
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【おたふくかぜワクチンについて】2022.1.14 |
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おたふくかぜワクチンの予約を再開いたします。予防接種を希望の方は、お電話にてご予約をお願いいたします。
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【新型コロナウイルス感染症の影響に伴う定期予防接種の期間延長について】
2021年9月10日 |
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新型コロナウイルス感染症の影響に伴い、定期予防接種の期間延長があります。
令和2年3月19日以降に有効期限が切れた予防接種通知書をお持ちの方は有効期限を令和4年3月31日まで延長されます。また、令和2年3月19日以降に有効期限が切れ、令和3年4月以降に自己負担で接種された方は、領収書等必要書類により償還払いにて対応可能となります。
詳しくは下記までお問い合わせください。
日立市健康づくり推進課 予防接種担当 電話0294-21-3300 |
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【予防接種の接種間隔について】 2020年9月16日 |
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令和2年10月1日より予防接種間隔が一部変更となります。
下記表をご参照下さい。

令和2年1月31日 第45回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会
予防接種基本方針部会、令和元年度第13回薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会 安全対策調査会(合同開催) 資料16を引用
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【学童期以降の百日咳予防のためのワクチン】2019.5.31 |
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百日咳予防目的で5〜6歳児(就学前)を対象に3種混合(DPT)ワクチン接種が可能となりました。また11〜12歳での2種混合(DT)ワクチンの代わりに3種混合(DPT)ワクチンの接種も可能になります。(但し共に任意接種となります)
詳しくは当院にお尋ね下さい。
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【ポリオワクチン(IPV)5回目について】2019.5.31 |
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ポリオ予防目的のため5回目の接種として5〜6歳児(就学前)を対象にポリオ単独ワクチンの接種も可能です。(任意接種)
詳しくは当院にお尋ね下さい。
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【おたふくかぜ(ムンプス)ワクチンの費用助成について】2019.3.28 |
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2019年4月からおたふくかぜワクチンの費用の助成が開始されます。対象は1歳〜就学前の日立市在住の児に対して助成金¥4,000/回(1回のみ)となります。但し既に2回のおたふくかぜワクチン接種済みの方や明らかなおたふくかぜの感染の既往がある場合は除外となります。
詳細は当クリニックにお尋ね下さい。
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【日本小児科学会が推奨する予防接種スケジュールの変更】 |
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2018年1月から百日咳が全数把握疾患になり、6ヶ月未満と5〜15歳に発症のピークがあることが判明しました。また製造が中止になっていた三種混合ワクチン(DPT)が2018年1月から販売開始となったため、百日咳ワクチンの追加接種の目的で就学前の追加接種として三種混合ワクチン(DPT)を推奨するに至りました(任意接種)。
詳しくは当クリニックにお問い合わせ下さい。
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当院で接種可能なトラベラーズワクチン(海外渡航ワクチン) |
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1)A型肝炎ワクチン: 対象は途上国に渡航する1歳以上の方 |
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2-4週間隔で2回接種、1回目から24週以降に1回の計3回接種 |
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2)日本脳炎ワクチン:対象はアジアへ渡航する小児 |
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渡航の際は生後6ヶ月から定期接種として実施可能(市役所へ相談)
(3歳から定期接種) |
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3)B型肝炎ワクチン:対象はワクチン未接種者 |
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日本では2016年10月から0歳児対象に定期接種となりました。 |
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4)ポリオワクチン:対象はポリオ流行地域へ渡航する方 |
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(パキスタン・アフガニスタン・シリア・コンゴ・ナイジェリア)
4回の定期接種+追加接種を推奨 |
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5)メナクトラ(4価髄膜炎菌ワクチン):侵襲性髄膜炎菌予防ワクチン |
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2歳〜55歳の海外留学や寮生活を予定している方、ユースキャンプ・コンサートなど
多くの人が集まる場所へ行く予定のある方が基本的な対象者となります。
基本は1回接種で、およそ5年間有効とされます。
(アメリカ・カナダ・イギリス・オーストラリア・オランダでは定期接種となっています) |
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「ロタウイルスワクチン」どちらを選びますか? |
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ロタリックス |
ロタテック |
ワクチンメーカー |
GSK |
MSD |
ワクチンの型(種類) |
1価 |
5価 |
摂取量
回数 |
1.5ml(シロップ)
2回(4週間隔) |
2ml(シロップ)
3回(4週間隔) |
初回接種時期
接種期間 |
生後6週〜12週
生後24週未満 |
生後6週〜12週
生後32週未満 |
ワクチンの特徴
元のウイルスと特徴 |
最も頻度の多いG1Pのヒトロタウイルスを弱毒化。1価だが交差反応で他のタイプへも効果あり。(ただしG2Pには効果なし) |
牛ロタウイルスにヒト由来の遺伝子を組み換えたロタウイルス5種類を混入してある。ヒトに病原性を持つロタウイルスを広くカバーしている。 |
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0歳児の予防接種プランとワクチンについて |
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1歳までに行う一般的な予防接種はヒブ(3回)・小児用肺炎球菌(3回) ・ロタウイルス(2or3回)B型肝炎(3回)・4種混合(DTP+ポリオ)(1期3回)・BCG(1回)と、種類・回数も多く、非常に繁雑になっています。
お子様を病気から守るためにもできるだけ早くから接種計画を立てること、上手に同時接種を取り入れていくことが必要です。
■推奨される標準接種プラン(生後2ヶ月でワクチンデビュー) |
2ヶ月 |
ヒブ1回目+小児用肺炎球菌1回目+ロタウイルス1回目+B型肝炎1回目 |
3ヶ月 |
ヒブ2回目+小児用肺炎球菌2回目+ロタウイルス2回目+B型肝炎2回目+4種混合1回目 |
4ヶ月 |
ヒブ3回目+小児用肺炎球菌3回目+4種混合2回目(+ロタウイルス5価なら3回目) |
5〜6ヶ月 |
4種混合3回目+BCG |
6〜7ヶ月 |
B型肝炎3回目(+BCG) |
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予防接種は現在、複数の同時接種が推奨されていますが、単独摂取も可能です。詳しくはご相談下さい。
■ワクチンについて
ヒブワクチン/小児用肺炎球菌ワクチン(髄膜炎予防ワクチン)
B型肝炎ワクチン
ロタウイルスワクチン
DPT-IPV(4種混合ワクチン)
BCG(結核菌)
詳しくはこちらをご覧ください。
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